PCOSについて聞いたことはありますか?PCOSは多嚢胞性卵巣症候群のことで、女性の排卵が阻害されて卵巣内に多数の卵胞がたまり、月経異常や不妊に影響する内分泌系異常です。世界では、10人に1人の女性が悩まされている疾患です。
多嚢胞性卵巣症候群は、肥満、月経不順、無月経やアンドロゲン過多(ニキビや毛深くなるなど)などの症状を伴います。
多嚢胞性卵巣症候群で何が起こるの?
PCOSの場合、体内のアンドロゲンの数値が通常より高くなり、卵子の成長と排卵に影響を及ぼします。場合によっては、PCOSの影響で卵子が適切に成長せず、卵巣に小さな嚢胞ができることがあります。このため、通常の月経周期の排卵時に卵子が1つ排卵されるはずが、卵巣内で嚢胞となり排卵されず、月経不順や無月経になることがあります。
PCOSは下記の症状を引き起こすことがあります:
- なかなか妊娠できない。妊娠を希望する場合、治療が可能です。
- 毛深くなる
- ニキビ
- 肥満
- 糖尿病の発症、心臓疾患や高血圧
- 閉塞性睡眠時無呼吸
多嚢胞性卵巣症候群がある場合、妊娠できますか?
月経不順や無月経は、妊娠を希望する際に影響を及ぼします。でも心配する必要はありません。PCOSのある女性全員が、不妊症であったり、妊娠するのが難しいわけではありません。
まず大切なのは、あなたの健康状態を知ることです。そしてケースごとに適切な治療法を探すことです。PCOSの場合、自然周期での体外受精が最適とされています。なぜなら、専門医は卵子の数ではなく、質の良い卵子を得ることで、受精そして妊娠につながる可能性を最大限にできるためです
PCOSの症状が思い当たる場合、早急に婦人科の診察を受けることをお勧めします。
Amrita Fertility Japanでは、日本人コーディネーターがご質問やお問い合わせにお返事差し上げます。
メールやお電話の他、LINEでのお問合せも承っております。
LINE IDの@amritajapanでお探しいただくか
こちらのQRコードよりお友達へ追加の上ご連絡くださいませ。

Leave a Reply